探偵にとっての感激調査

長年、探偵という仕事に携わっているとどの探偵にも想い出深い調査が必ずある。

大失敗をしでかした調査、難易度の高い案件を成功させた調査、命に関わるかもしれないという恐怖心を味わった調査、依頼人に感謝、感激された調査など、どの探偵によっても得意な調査であったり不得意な調査であったり、地域や状況によってもいろいろな想い出があったと思う。

浮気調査や素行調査などで証拠を押さえ、浮気や非行の実態を掴んでも感謝こそされる事は多いが、感激される事は少ない。結婚調査や身元調査などでも同様である。結婚相手について詐称などの事実を掴んだとしてもやはり感謝されこそ、感激される事は少ない。ただ所在調査の中でも特に子供や娘の家出調査については短期間で家出対象者の居所を突き止めると感謝し感激してくれる人も多い。家出された側にしてみれば事件、事故に巻き込まれていないか、最悪、生死についてまで懸念される状況もある。結果、居所が確認され、依頼人と共に無事に連れ戻す事ができた時には心から感謝され、感激してくれる。そんな依頼人の中には数ヶ月後、半年後にも手紙や封書にてお礼状を含め近況を報告してくれる人も少なくない。そんなお礼状を頂くと探偵自身も感激してしまう。

探偵冥利につきる瞬間でもある。

探偵にとっての迷惑調査

これは依頼人についての事が多い。調査自体に特別な事は無い。極一般な的な浮気調査に多いケースなのだが依頼人がこまめに状況を聞きたがったり、感情的になったりされると探偵にとって迷惑な調査としか言いようが無い。携帯電話が当たり前の時代、尾行や張り込みしている調査員に連絡を取って、現状、どうなっているのか教えてと頻繁に連絡してくる人がいる。担当者も現場調査員には滅多に連絡は入れない。落ち着いたところで調査員から簡単に連絡が来る程度である。現場では目を離す事は出来ない。電話に気を取られていたら仕事にならない。基本的な事である。更に現場周辺で依頼人がうろうろされる事もある。調査そのものを信用していないかは不明だがきちんと張り込んでいるのかを確かめるようにうろうろする依頼人もいる。困ったものである。調査対象者が依頼人を全く知らなければ構わないが殆どのケースでは顔見知りである。特に配偶者ともなればなおさらである。遠くからでも認識されてしまう可能性がある。迷惑この上ない。

また浮気相手とラブホテルに入ったらすぐに連絡して欲しい。それが依頼の条件と言われると断る事はなかなか出来ない。調査対象者と浮気相手がホテルに入るのを確認するとしょうがなく正直に伝える。絶対に現場には来ないで欲しいと言うがそういった事を希望する依頼人に限って聞く耳を持たない。そして調査対象者と浮気相手と出てくるのを見てしまうと更に感情的が高ぶり、大喧嘩が始まってしまうケースもある。余り派手に喧嘩をしていると警察の来る場合もある。調査していた事も明白になってしまう。これ以上、探偵にとって迷惑な事は無い。探偵に依頼したのなら探偵を信頼して調査をさせて欲しい。

決して依頼人が不利益になる様な進言は致しませんので安心して調査を任せて頂きたい。

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